フォリックスFR05。小麦アレルギーの不安があるので、フォリックスFR07の方がオススメです

ミノキシジルが5%配合されたフォリックスFR05

ミノキシジル商品と聞いて多くの人が思い浮かべるのは、リアップという方が多いですね。

通常のリアップはミノキシジル濃度1%ですが、リアップX5という上位商品はミノキシジル濃度5%。

スカルプDシリーズの発毛剤、スカルプDメディカルミノキ5もミノキシジル5%配合です。

AGAに対して、5%ミノキシジルの使用は効果が期待できるんですが、リアップX5の価格が高くてやめてしまった方も少なくないよう。

そこで同じミノキシジル5%配合でも、リアップやスカルプDよりもずっと安く購入できるフォリックスFR05をご紹介します。

本当にリアップX5などと同じように使えるのか、シッカリ解説していきます!

結論から言うとフォリックスFR05より、ワンランク上のフォリックスFR07の方が安心して使えます。
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フォリックスFR05の成分

成分 プロパンジオール・エタノール・乳酸・ミノキシジル 米国薬局方・アジピン酸ジイソプロピル・ジブチルヒドロキシトルエン・ピロ亜硫酸Na・アデノシン・BG・水・PPG-26ブテス-26・PEG-40水添ヒマシ油・アピゲニン・オレアノール酸・ビオチノイルトリペプチド-1・メントールクリスタル・セイヨウハッカ油・アゼライン酸・加水分解コムギタンパク・プロシアニジンB2・ビオチン・リン脂質・エスシン・シトステロール・葉酸・シアノコバラミン・ナイアシンアミド・パントテン酸・ピリドキシン・リボフラビン・チアミン/酵母ポリペプチド
販売元 Sapphire Healthcare LLC成分

水および溶解補助剤など、添加物ではなく、何らかの効果が期待できる成分は以下のものです。

フォリックスFR05に使われている添加物は、一般的な化粧品や医薬品に使用されているものなので心配ありません。

有効成分 プロパンジオール・ミノキシジル ・アデノシン・アピゲニン・オレアノール酸・ビオチノイルトリペプチド-1・メントールクリスタル・セイヨウハッカ油・アゼライン酸・プロシアニジンB2・ビオチン・エスシン・シトステロール・葉酸・シアノコバラミン・ナイアシンアミド・パントテン酸・ピリドキシン・リボフラビン・チアミン有効成分
ミノキシジル以外の成分も、発毛効果があるんですか?

直接的に発毛を促すものばかりではないですが、髪や頭皮の健康を支える成分ばかりです。
重要な成分を中心に説明して行きますね。

ミノキシジル硫酸塩(ミノキシジル)

リアップX5スカルプDメディカルミノキ5と同じ有効成分であり、配合濃度も同じ。

元は高血圧の薬で今も一部では降圧剤として使われていますが、副作用として多毛が現れたため発毛剤として再研究されました。

ミノキシジルの効果
  • 頭皮の血行を促し、毛の成長を助ける
  • 発毛に関する細胞を増やし、新しい毛が生えるのを助ける
  • タンパク質合成を促進し、若い毛が育つのを助ける

ミノキシジルを使用することにより新しい毛の成長が促されるので、弱い毛が太く強い毛に入れ替わっていきます。

全体の毛量も少しずつ回復していきますよ。

フォリックスFR05ミノキシジル濃度は、国内で販売されている市販のミノキシジル発毛剤の最高濃度と同じです。

通常のリアップなどミノキシジル1%商品に比べ、ミノキシジル5%の方が効果が出やすいことが大正製薬の研究によりわかっています。

5%製剤は1%製剤よりも、総毛髪教および非軟毛数(太さ40マイクロメートル以上の毛髪)が有意に増えることが確認され、医師による脱毛部位の改善度評価でも、使用24週後の「軽度改善」以上の割合は、5%製剤が91.7%(著明改善2.1%、中等度改善47.9%、軽度改善41.7%)となりました。

参考:ミノキシジルの濃度による効果の違いは?

アデノシン

アデノシンは、元々体内に存在している遺伝・エネルギー輸送などに関わる物質です。

アデノシンの効果
  • 血行促進効果により抜け毛を予防する
  • 髪を強く育てる
  • FGF-7(発毛促進因子)を刺激し、新たな毛が生えるのを助ける

資生堂の育毛商品アデノゲンの主な成分がアデノシンです。
ミノキシジルのような発毛力はないので、アデノゲンは医薬品ではなく医薬部外品という扱いですね。

プロキャピル(アピゲニン・オレアノール酸・ビオチノイルトリペプチド-1)

アピゲニン・オレアノール酸・ビオチノイルトリペプチド-1の3つを独自の量で配合し、フランスにて開発された発毛成分がプロキャピル。

プロキャピルの特徴
  • 自然由来とした成分中心で体に優しく副作用が少ない
  • ミノキシジルと変わらない発毛効果
  • AGAの原因物質を抑える効果がある

アピゲニン・ビオチノイルトリペプチドには、抗酸化作用代謝促進作用があり発毛促進が期待できます。

さらにオレアノール酸には、5αリダクターゼというDHT(ジヒドロテストステロン)を作るのに必要な酵素を阻害する効果があります。

DHTはAGAの原因となる物質ですので、オレアノール酸を使用することにより脱毛を抑えられるということ。

この効果はプロペシアなどで有名なフィナステリドと同じものですね。

プロペシアほどの効果はないですが、ミノキシジルには脱毛を抑制する効果はないので、オレアノール酸で脱毛を抑制するのは、AGAにとても有効と言えます。

ニキビ・肌荒れ・前立腺肥大・性欲低下など、DHT増加の影響が感じられる方は、プロキャピルによる効果が得られる可能性があります。

プロシアニジンB2

ポリフェノールの一種で、りんごに多く含まれている成分です。

プロシアニジンB2の効果
  • 抗酸化作用により脱毛を抑制する
  • 血行を改善し、強い毛を生やす

海外の実験にてプロシアニジンB2の使用により、ミノキシジルのみ使用の場合の約1.6倍、何も使用していない場合の約3倍、髪の成長を促すことがわかっています。

プロパンジオール

ここからは主要成分ではないので、簡単に解説します。

プロパンジオールは、植物由来の保湿成分。
使用感の改善や、溶剤として使われています。

他社ミノキシジル製剤ではプロパンジオールではなくプロピレングリコールを使っているものもありますが、プロピレングリコールは皮膚に炎症を起こすことが多い成分です。

フォリックスFR05で使っているプロパンジオールは刺激感がほとんどなく、肌が弱い方でも使いやすいですよ。

メントールクリスタル・セイヨウハッカ油

どちらもハッカを元に作られたもの。
フォリックスFR05では、スーッとした清涼感を与えるために配合されています。

血管を広げて血行を促進する効果がないわけではないですが、基本的には使用感の改善のために配合されていると思ってください。

アゼライン酸

海外でニキビ薬として使われている成分。

毛穴に古くなった角質が詰まるとニキビの原因になりますが、アゼライン酸はそれを防いでくれます。

毛穴詰まりは脱毛の原因にもなるので、アゼライン酸は皮脂の多くなる30代以降の男性の脱毛に、良い効果が得られる可能性がある成分です。

D-ビオチン(ビタミンH)・シアノコバラミン(ビタミンB12)ナイアシンアミド(ニコチン酸アミド)・パントテン酸(ビタミンB5)・ピリドキシン(ビタミンB6)・リボフラビン(ビタミンB2)・葉酸・チアミン(ビタミンB1)

全てビタミンの仲間です。
ビタミンは皮膚の健康を維持するために欠かせない成分。

ビタミンの効果
  • 血行促進
  • 皮脂の分泌抑制
  • 新陳代謝の活性化

直接的に発毛を促すほどではないですが、髪や頭皮の健康に良い影響を与えてくれます。

エスシン

セイヨウトチノキの種子から作られる成分で、化粧水に配合されたり、サプリメントとして摂取することもあります。

エスシンの効果
  • 血行促進
  • 炎症抑制
  • 収れん作用

頭皮のベタつきが気になる方などに、オススメの成分です。

ベータシトステロール

植物由来の成分であり、コレステロールを下げるサプリメントとして活用されることも。

発毛剤など化粧品には香料・保湿目的などとして配合されています。


髪と頭皮の健康に良い成分がたくさん配合されているんですね!

発毛を促すミノキシジル・髪を育てるアデノシン・脱毛を抑えるプロキャピルなど、AGA治療に役立つ成分がたくさん入っています。
国内販売のリアップX5等よりも安くミノキシジル5%を使えるので、長く続けやすいですね。

フォリックスFR05の製造元はアメリカのメーカー

フォリックスシリーズの製造元は「Sapphire Healthcare LLC」(サファイアヘルスケア)という、アメリカのメーカーです。

以前ポラリスという発毛剤を製造販売していた会社と、フォリックス販売元のサファイアヘルスケアは親会社が同じ。

ポラリスの販売終了と同時にポラリスの会社はなくなっているので、フォリックスのサファイアヘルスケアに切り替わったようなものですね。

そのためフォリックスシリーズはポラリスシリーズの後継商品と言われています。

ちなみにフォリックスFR05と内容が近いのは、ポラリスNR-07。

サファイアヘルスケアは大手メーカーではないものの、成分を添加物まで細かく表示しているので良い印象です。

フォリックスFR05はAGAに対する発毛効果あり。

フォリックスFR05ってAGAに効くんですか?

ミノキシジルの発毛効果は日本でも承認されており、リアップなどのミノキシジル商品は医薬品として認定されています。

ただ「ミノキシジルだけでAGA治療はオッケー!」とはいきません。
そこを解説していきます。

AGAの治療ステップ
  1. フィナステリドによりDHTの生成を抑える。
  2. ミノキシジルにより発毛を促進する。

ミノキシジルを使用することで新しい毛の成長は促されますが、それだけでは脱毛を止めることができず全体毛量が増えることにはなりません。

ミノキシジルの効果を最大限に発揮させるためには、AGAの原因であるDHT(ジヒドロテストステロン)を抑制してヘアサイクルを整える必要があります。

つまりフィナステリド+ミノキシジルの2つを使うことが、AGA治療の基本。

フィナステリドはプロペシアなどを内服するか、外用剤として直接頭皮に使用しても効果が得られます。

じゃあ、フォリックスFR05だけ使うのは育毛効果がないのですか?

「まだAGAかわからないけどちょっと薄くなってきたかな」という方ならフォリックスFR05だけでもOKです。
パッと見て、毛が薄くなったのを感じるような状態なら、フィナステリドと一緒に使った方が良いですね。

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フォリックスFR05の使い方。初期脱毛に注意

フォリックスFR05のオススメの使い方はありますか?

朝と夜の1日2回使用してください。
フォリックスFR05の適量は、1回5プッシュです。

育毛剤や発毛剤を夜しか使わない方も多いですが、ミノキシジルの効果が続くのは約半日程度。

朝と晩の1日2回使うことで、ミノキシジルの効果を1日中維持できます。

使い始めには初期脱毛と呼ばれる、脱毛反応が起きることがあります。
正常な反応なので、脱毛にビックリして使用をやめないようにしてください。
初期脱毛とは
  • 服用により発毛が促されて新しい毛が育ち、その上に生えていた弱く細い毛が抜け落ちること
  • 症状が出るかどうかには個人差があり、服用から1~2か月間、今までの2倍ほど毛が抜ける場合もある

初期脱毛が起こるということは新しい毛が成長しているということ。
効果が出ているので、そのまま続けてくださいね。

ミノキシジルの効果が出るのは、早くても飲み始めてから3~4か月後くらいです。
他人から見て違いを感じるまでには、早くても半年~1年くらいかかるので、焦らず続けてください。

フォリックスFR05の副作用。小麦アレルギーに注意

ミノキシジルの副作用に関しては、フォリックスFR05は外用剤ですしミノキシジル濃度もそれほど高くないので、それほど心配はいらないと思います。

ただ、フォリックスFR05特有の成分「加水分解コムギタンパク」が入っているので、小麦アレルギーの方は要注意です!

小麦アレルギー

フォリックスFR05の中には、添加物として加水分解コムギタンパクが含まれています。

こちらはアレルギーが出て問題となった洗顔料「茶のしずく」の原因となった物質。

小麦アレルギーの方は使用を避けた方が良いのは当然ですし、「茶のしずく」のときには元々アレルギーではないのに、アレルギー反応が起きた方もいます。

加水分解コムギタンパク自体は今も色々な化粧品で使われている成分ですが、茶のしずくだけアレルギーが起きたのは、特殊なたんぱく質を使用していたからだと言われています。

ただリスクは避けた方が良いので、小麦アレルギーが心配な方は使用しない方が安心ですね。

続いて、ミノキシジルの副作用を解説していきます。

血圧低下・めまい・ふらつき

元から血圧が低い方血圧の薬を飲んでいる方はさらに血圧が下がり体調不良を起こすことがあります。

かぶれ・かゆみ・赤み

血行が良くなると、痒みを感じることがあります。

フォリックスFR05の添加物は皮膚に優しいものが多いですが、まれに痒み赤みが出る方もいます。

赤みや痒みが何日も続く、フケがひどいなどの症状がある場合には、使用を中止して皮膚科を受診しましょう。

ミノキシジルで副作用が起きる可能性は低いですが、心配なのは小麦アレルギーの方ですね。

【最終評価】フォリックスFR05より、ワンランク上のフォリックスFR07がよさそう

フォリックスFR05とは
  1. AGA治療に欠かせないミノキシジルを5%配合
  2. アデノシンやプロキャピルなどミノキシジルをサポートする成分も配合
  3. 価格が安く継続しやすい
  4. 小麦アレルギーに注意が必要

国内で医薬品として承認を受け販売をしているミノキシジル商品は、最高濃度が5%。

それを同じミノキシジルに加えて、いくつもの発毛・育毛サポート成分が入っているフォリックスFR05はオトクですし、値段も安いので継続しやすいです。

気になるのは副作用のところでお話した、小麦アレルギーのこと。

フォリックスFR05によって小麦アレルギーを起こす可能性は限りなく低いですし、そのような報告は今のところないようですが、できれば入っていないものを使いたいところ。

フォリックスFR05より、ミノキシジル濃度が少し高いフォリックスFR07には、加水分解コムギタンパクは入っていません。

小麦アレルギーが心配な方は、フォリックスFR07を選んでください。

ほとんどの方には問題ないのですが、どうせ使うならワンランク上のフォリックスFR07の方が安心して使えます。
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